【高知市】実は無料ブースが充実している高知城歴史博物館。気軽に訪れて楽しめますよ!
高知城追手門のすぐ東に位置する「高知県立高知城歴史博物館」。
2017年3月に開館した建物の外観は、黒やグレーが基調の現代的かつ独特のデザインが目を引きます。
硬質なイメージの外観とは打って変わり、館内に入るとまず目に飛び込んでくるのは、ふんだんに使われた土佐檜(ひのき)。それらがやさしく薫っています。そして、壁には土佐漆喰。
ガラス越しに外の景色が目に入ってくることも、開放感を与えてくれます。
自然光と間接照明の調和も美しく、建築や照明、漆喰の分野で賞を受けたというのも、うなずけます。
さて、このように建物内部を歩くだけでも気持ちのよい高知城歴史博物館ですが、入館時点で料金がかかると思い、そばを通り過ぎるだけという方はいませんか?
上の案内にもありますように、有料なのは展望ロビーや展示室のある3階のみで、1階・2階は無料です。
この1階・2階の無料フロアの内容が充実しているので、ご紹介します。
●1階●
①城下町情報コーナー
②イベント・映画・コンサートなどの情報コーナー(パンフレットの持ち帰り可)
②高知県情報コーナー
③ミュージアムショップ
南入口から入館して直進すると見えてくるのが、こちら。
①城下町情報コーナーと②イベント・映画・コンサート情報コーナーです。
わかりやすい解説付きの映像作品も観られますよ。
③高知県情報コーナー
市町村の歴史、産業、祭りなどを紹介する映像が上映されています。各地域の観光パンフレットも並んでいます。
④ミュージアムショップ
おみやげとしてだけでなく、自分用に買いたくなるきれいなデザインのものも置いてありますよ。
また、上の写真にある子ども向けの散策ガイドマップは、ミュージアムショップ隣の受付に声を掛けると、もらえるそうです。「歩こう!楽しもう!高知城」と「歩こう!楽しもう!高知の城下町」の2種類です。
さて、2階へ行きましょう。
●2階●
①珈琲館イストワール
②展望デッキ
珈琲館イストワール隣のデッキからも高知城を眺めることができて、気持ちよさそうです。このデッキは、イストワールの利用者でなくとも通り抜けることができます。
●3階(有料)●
3階の有料フロアは、展示はもちろんですが、「土佐歴史探索室」の映像コーナーも人気とのこと。また、展望ロビーは高知城がとてもきれいに見えるので、足の悪い方など実際に高知城まで上るのが大変な人には、こちらから眺めるというのもよさそうです。
高知城歴史博物館の担当の方も、「無料の1・2階を、もっと多くの人に気軽に利用してもらいたい。」とおっしゃっていました。暑い夏もエアコンが効いていて涼しいので、涼みがてらの利用もよいそうです。目の前には日曜市が立ちますが、高知城歴史博物館も日曜日は朝8時に開館しますよ。
2021年6月26日現在開催中の展示は上の2つです。(写真展は観覧無料です。)
「高知県立高知城歴史博物館」の場所は、こちら↓