【高知市】升形商店街の喫茶店「フォッパ軍」。隠れ家的な店内で栄養満点のお弁当がいただけます。

高知市の升形商店街にある喫茶店「フォッパ軍」

2021年6月、高知市升形商店街の喫茶店「フォッパ軍」の日替わり弁当をテイクアウト。

丸太小屋を模したような外観に興味をひかれ、近づくと、テイクアウトできる日替わり弁当もある模様。

2021年6月、高知市升形商店街の喫茶店「フォッパ軍」の日替わり弁当をテイクアウト。

10を超える品数。少しずついろいろ入っているようです。後日伺うと、「苦手なもの取り替えOK」との記載も追加されていました。650円です。

2021年6月、高知市升形商店街の喫茶店「フォッパ軍」の日替わり弁当をテイクアウト。

閉店前の夕方撮影

実際の店内はもっと薄暗く、さながら隠れ家のよう。多くのお客さんが1人で訪れるのも、わかる気がします。

2021年6月、高知市升形商店街の喫茶店「フォッパ軍」の日替わり弁当をテイクアウト。

お店を1人で切り盛りするのは、楠本はるみさん。

30年以上前から妹ご夫婦が経営していた「フォッパ軍」を2年ほど前から手伝うようになり、体調を崩した妹さんに代わり、現在は楠本さんが調理から配膳、会計まで1人ですべてこなしています。

以前はもう1人従業員がいましたが、「そのときは自分は厨房にいて、注文が入ったら調理するだけだったけれど、今は配膳も下膳も自分でするから、個々のお客さんの反応が直にわかる。これもいいもの。」と話します。

2021年6月、高知市升形商店街の喫茶店「フォッパ軍」の日替わり弁当をテイクアウト。

実際の店内は、もっと薄暗く、さながら隠れ家のようです。

外観同様、木材がふんだんに使われた内装に見入っていると、「自分で設計した」という驚きの発言が。専門的な勉強をされたのかと思いきや、「(普通の)学校の美術(技術?)の授業で習った設計図の書き方を思い出してやったの。お金がかからないようにと思って。」と、こともなげに話す楠本さん。

2021年6月、高知市升形商店街の喫茶店「フォッパ軍」の日替わり弁当をテイクアウト。

ちなみに、こちらの本棚もご自身で作られたとのこと。

さて、2021年6月初旬、筆者がテイクアウトした日替わり弁当は、こちら。

2021年6月、高知市升形商店街の喫茶店「フォッパ軍」の日替わり弁当をテイクアウト。

どれも薄味で、旬の野菜も多く入っており、栄養のバランスがとれた献立。安心して食べることができます。佐川町の山間部に趣味の漆塗りと寝起きに使う工房があり、そこで採った山菜も使われているのだそうです。店内で食べると、これに味噌汁とお茶もつきますよ。

楠本さんは、これまでにもお好み焼き店、メニューすべてが100円の居酒屋など、さまざまな飲食店を経営してきました。その店内に大きな楕円形のテーブルを置いて、他人同士のお客さんが同じテーブルを囲めるようにしていたこともあるそうです。当時を懐かしみながら、「楽しかったー。」と愛おしむように話します。楠本さんもお客さんも一緒になって楽しい空間と時間をつくりあげてきたことがうかがえます。

そんな楠本さんの手がけたお弁当や店内の雰囲気を味わいたいと思われる方は、ぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか。

「フォッパ軍」の公式HPやSNSはありません。営業時間は、11時~16時。定休日は日曜・祝日です。(2021年6月現在)

「フォッパ軍」の場所は、こちら↓

2021/06/27 23:59 2021/06/28 09:13
サマチル

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