【高知市】昨秋オープンの本格中華「香港四季楼 虎嘯(kosho)」〜菜園場弁当で挑む、新しい地元コラボ〜
菜園場商店街の近くにあるサウスブリーズホテル内に昨年2024年の秋にオープンした本格中華料理店「香港四季楼 虎嘯(kosho/こしょう)」(以下、kosho)。ホテル中華での長年の修行や香港での研修経験を活かし、高知出身の店長が高知の食材をふんだんに使った料理を提供しています。
仕入れでは菜園場商店街の八百屋や鮮魚店にも足を運び、地域とのつながりを大切にしてきた虎嘯。今回は同商店街にあるお弁当・仕出しの老舗「澤本商店」とタッグを組み、よさこいスペシャルメニューが詰まった「菜園場弁当」を限定販売します。
今回は、「kosho」のお店やメニューと共に、限定40食の「菜園場弁当」についてご紹介します!
昨秋オープン!サウスブリーズホテル内の本格中華「香港四季楼 虎嘯(kosho)」
「kosho」がオープンしたのは、2024年10月16日。高知市農人町にあるサウスブリーズホテル海月の2階にオープンしました。広東料理をベースにした本格中華料理店で、高知の旬の食材を活かした中華料理を提供しています。
ホテル内にオープンしたと聞くと、お高いイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。「kosho」は場所こそホテル内にありますが、ホテルの中に入らなくてもお店に入ることができ、お値段も気軽に利用しやすい価格設定。周辺にお住まいの方や働いてらっしゃる方が、日々足を運べるアットホームな雰囲気があるお店です。
入口はサウスブリーズホテル海月の南側。真っ赤な看板とメニューが書かれたタペストリーが目印です。
ちなみにサウスブリーズホテル内からでも行くことはできます。B棟のエレベーターで2階に上がればすぐに「kosho」があります。
カウンターから個室までそろう、シーンに合わせて使える店内
「kosho」の店内はシックな色合いの木材が使われており、落ち着いた雰囲気。入口で靴を脱いで上がるスタイルです。座席は掘りごたつタイプになっています。
1人でも気軽に利用できるカウンター席に、
個室もあります。
これぞ、中華料理店!といった感じの円卓が用意された個室も。
こちらの個室は窓があります。春になると、遊歩道の桜が咲いてとてもキレイ!お祝いの席などにオススメですね♪
ランチタイムはサウスブリーズホテルの駐車場が利用できますが、ディナータイムはこちらが利用できません。ディナーで利用する場合は、近隣のコインパーキングをご利用ください。お支払いは現金、クレジット、QRコード決済などが利用できます。
高知の中華を盛り上げ、地域をつなぐ新しい挑戦
「kosho」の店主が目指すのは、単に料理を作ることではなく、高知の中華文化を守り、地域を盛り上げること。「中華料理は、人と人とをつなぎ、会話を生む料理。料理を通して、もっと商店街や地域のことを知ってもらいたい」と語ります。人口減少や高齢化が進む中、後継者不足で暖簾を下ろす飲食店が増えている現状に、「なくなるのはもったいない。少しでも地域の灯を絶やさないようにしたい」という強い思いを持っています。
そうした熱意は、店名「虎嘯(kosho)」にも込められています。これは中国の四字熟語「虎嘯風生(こしょうふうせい)」から取った言葉。虎が吼えるとその咆哮が風を呼び起こすように、英雄が時を得て活躍すること、優れた人物が時を得て活躍する様子を例えた言葉だそうです。お店のオーナーさんが店主の奮闘する姿を見て、「お前は高知の虎になって頑張りなさい」とこの名前を送ってくださったそうです。ステキなお話ですね!
その実現のために欠かせないのが、菜園場商店街をはじめとする地元食材の活用。鮮魚店や良心市場、乾物店など、商店街や市場で直接仕入れた旬の素材を使い、素材の持ち味を生かす調理法で提供します。広東料理をベースにしつつ、菜園場ならではの新鮮な魚介や野菜を取り入れることで、ここでしか味わえない料理が生まれています。
ランチタイムは地元客にも人気!彩り豊かな本格中華
さて、ここからは実際に「kosho」でいただけるランチメニューをご紹介します。地元食材をふんだんに使った彩り豊かな中華料理は、味はもちろん、目でも楽しめる料理ばかりです。
1番人気のランチメニューは、週替わりランチ。その時の仕入れ状況によってメニューが決まります。常連さんも「今週のランチは何かな?」と楽しみにされているそうです。
私がお伺いした週は、「夏野菜の冷麺」でした。とても暑い日だったので、すごく気になったのですが、今回はレギュラーメニューから人気のお料理をいただきました。ランチメニューは、プラス料金でライスを大盛りにしたり、点心セットをつけることができます。
今回注文したのは、「虎嘯名物 香港風醤油鶏飯」。こちらは一度食べるとやみつきになるそう。リピーターを多く持つ人気のメニューです。
ちなみにディナーメニューはこちら。
ドリンクの種類も豊富です。
お待たせしました!こちらが「虎嘯名物 香港風醤油鶏飯」です!鶏肉が光っていて、おいしそう~!
野菜との色合いもキレイですね!
醤油の色がしっかりついていたので、味が少し濃いのかな~?と思ったのですが、そんなことありませんでした!お肉も柔らかいので、パクパク食べられます。一口食べる度に、「うまっ」とつい言葉を零してしまいました!
お腹を空かせていたこともあり、ぺろりと完食。お客さんに人気なのがわかります!おいしかったです!
今回いただいた料理のほかにも、「kosho」では様々な中華メニューが揃っています。
そしてなんと、この「kosho」の本格中華が、菜園場商店街の老舗・澤本商店とのコラボ弁当で登場! 40食限定の特別なお弁当についてもご紹介します。
【40食限定】菜園場弁当とは?よさこいスペシャルメニューが詰まった特別なお弁当!

提供:澤本商店・香港四季楼 虎嘯(kosho)
2025年8月に行われるよさこい祭りにあわせて、「kosho」は菜園場商店街のお弁当と仕出しの老舗「澤本商店」と協力して、よさこいスペシャルメニューが詰まった「菜園場弁当」を40食限定で販売します。

提供:澤本商店・香港四季楼 虎嘯(kosho)
お弁当には、「kosho」が手がける本格中華のおかずや澤本商店の手づくり惣菜を詰め込んだ全9品。商店街の店舗から仕入れた食材を中心に構成されています(※入荷状況により内容は変更になる場合があります)。
【菜園場弁当:詳細】
・価格:1,200円(税込)
・支払い方法:現金(当日受取の際にお支払いください)
・予約方法:澤本商店、または、香港四季楼 虎嘯(kosho)の公式InstagramのDMへ連絡
・予約締切:【本日】2025年8月8日(金)15:00まで
・受取場所:澤本商店(高知県高知市菜園場町4-12)
・受取開始:2025年8月10日(日)12:00から
【食材協力】
浜口海産/フルーツオザキ/田村鮮魚/良心市場 など、菜園場を支える顔ぶれが勢ぞろい!
地域に新しい風を吹き込む、「kosho」店主の挑戦
オープンからまだ1年も経っていませんが、「kosho」は地元食材にこだわったおいしい料理で、多くのファンを獲得しています。料理を通じて人と人をつなぎ、地域の魅力を発信するため、菜園場商店街や地元生産者とのつながりを深めながら、高知の中華料理の新しい形に挑戦しています。
観光で訪れる方も、地元で暮らす方も、新しく誕生した気軽に立ち寄れる町の中華料理店「香港四季楼 虎嘯(kosho)」に足を運んでみてはいかがでしょうか?
2024年10月16日にオープンした本格中華「香港四季楼 虎嘯(kosho)」はこちら ↓↓