【高知市】最近見かける「よさこい高知文化祭2026」って何?全国から100万人が集う文化の祭典が高知で初開催!

街中を歩いていると、開催中や開催予定のイベントのチラシやのぼりが不意に目に入ることがあります。その中で最近「よさこい高知文化祭2026」と書かれたものをよく見かけるようになりました。高知県庁前の通りにもたくさんのぼりが並んでいますよね。

高知県庁前にある「よさこい高知文化祭2026」ののぼり旗

名前に「よさこい」とあるから「よさこい祭りの特別版?」と思ったり、「文化祭」と聞いて「毎年ある高知県芸術祭?高校の文化祭のこと?」とイメージする人も少なくないようです。気になるけれど、どんなイベントなのかよく分からない……という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「よさこい高知文化祭2026」の広報部の方にイベントに関する詳しいお話を聞いてまいりました!

棚に並べられた「よさこい高知文化祭2026」のチラシ

「よさこい高知文化祭2026」は、「国民文化祭」と「全国障害者芸術・文化祭」を一体的に開催する全国規模の文化の祭典。来年2026年秋に、高知県内各地で43日間にわたり、行われる大規模イベントなんです!全国から文化団体が集結し、高知ならではの文化も発信される“100万人規模”のビッグイベントなんですよ!

「よさこい高知文化祭2026」とは?

「よさこい高知文化祭2026」は、「第41回 国民文化祭」と「第26回 全国障害者芸術・文化祭」の統一名称。2026年10月25日(日)から12月6日(日)までの43日間にわたって行われる、全国規模の文化の祭典です。高知県での開催は初めてで、期間中は100万人以上の来場が見込まれています。

「よさこい高知文化祭2026」PR展示

※まんが甲子園で設置された「よさこい高知文化祭2026」PR展示

……と言われても少しピンとこないですよね。

そもそも日本では、毎年「国民文化祭」と「全国障害者芸術・文化祭」という大規模な文化のイベントが行われてきました。

ながさきピース文化祭2025のリーフレット

「国民文化祭」は音楽や演劇、美術、舞踊など幅広い文化団体が参加する文化の祭典。「全国障害者芸術・文化祭」は、障害のある人もない人も共に参加し、芸術を通じた交流を深める場です。両イベントは2017年度から統一名称のもとで一体的に開催されており、開催地は毎年持ち回り。今年2025年は長崎で「ながさきピース文化祭2025」が開かれ、開会式には天皇皇后両陛下もご出席されました。

名前に「よさこい」と入っているため「よさこい祭りが中心なのでは?」と誤解されがちですが、実際は高知の多様な文化や伝統芸能を全国に発信する場。よさこいは一部のイベントなどで行われることもありますが、よさこいが中心というわけではなく、県内外の幅広い文化芸術が楽しめるイベントになっています。キャッチフレーズは「心踊る、文化咲く」。その言葉どおり、高知の街全体が文化で彩られる43日間になりそうです!

毎年行われる「高知県芸術祭」との違いは?

高知県庁前に並ぶ「高知県芸術祭」と「よさこい高知文化祭2026」ののぼり旗

そういえば、高知県では毎年秋に「高知県芸術祭」という文化系のイベントがありますよね。芸術、文化と名前に入っているので、この「高知県芸術祭」と「よさこい高知文化祭2026」が同じものではないかと混同してしまいそうになりますが、結論から言うと、「高知県芸術祭」と「よさこい高知文化祭2026」は別物です。

「高知県芸術祭」は、県内の芸術家や文化団体が作品や舞台を披露してきましたが、「よさこい高知文化祭2026」は、全国から文化団体やアーティストが集まる“文化の全国大会”です。

では2026年は「高知県芸術祭」は行われないのかと言いますと、そうではありません。2026年については、「高知県芸術祭」は「よさこい高知文化祭2026」の一事業として位置づけられる予定。つまり、ふだんから親しまれている芸術祭が、全国イベントの中に組み込まれる形になります。「よさこい高知文化祭2026」が終わった以降も引き続き「高知県芸術祭」は毎年行われていきます。

大会を盛り上げる広報大使をご紹介!

「よさこい高知文化祭2026」はとても大きなイベントではありますが、実はまだ県民の間でも認知度はそれほど高くありません。そこで活躍しているのが、イベントをPRする広報大使の皆さんです。

2025年10月の時点では、歌手の三山ひろしさん、タレントの島崎和歌子さんをはじめとする6名が広報大使に就任。カウントダウンボードの除幕式やプレイベント、各種PRステージなどに登場し、県内外に向けて「よさこい高知文化祭2026」の魅力を発信していく予定となっています。

「よさこい高知文化祭2026」応援事業 募集中!

広報大使だけでなく、県内のさまざまな団体や企業も一緒になって「よさこい高知文化祭2026」を盛り上げていくために用意されているのが「応援事業」です。

これは、地域で行われる既存のイベントや活動に「よさこい高知文化祭2026」のロゴマークを掲示したり、チラシやのぼりを設置したりしてPRを連動させる取り組み。参加した事業は「よさこい高知文化祭2026」の公式ホームページやSNSでも紹介され、互いに発信力を高め合えるのが大きなメリットです。

街中で「よさこい高知文化祭2026」と書かれたロゴやのぼりを目にする機会が増えているのも、この応援事業を通じて協力している団体があるから。県全体で「よさこい高知文化祭2026」を盛り上げようとする取り組みの一つなんですね。

「よさこい高知文化祭2026」のPRに協力できるのは、団体や企業だけではありません。個人でも参加できる「よさぶんひろめ隊」という取り組みが用意されています。

かわいい くろしおくんグッズがもらえる!よさぶんひろめ隊を大募集!

よさぶんひろめ隊」は、個人が気軽に「よさこい高知文化祭2026」をPRできる仕組みです。応募すると、マスコットキャラクターである、くろしおくんをあしらったピンバッジやくろしおくんぬいぐるみエコバッグなどの「広報グッズ」が届きます(広報グッズは2025年10月下旬より随時発送予定)。

活動内容はとてもシンプル。手元に届いたくろしおくんのグッズや関連イベントに行った時の様子をSNSにアップすればOK!ハッシュタグは「#よさぶん」。「よさこい高知文化祭2026」の公式SNSアカウントをフォローして、このハッシュタグをつけて投稿した人の中から抽選で新たなブランド和牛「土佐黒牛」が当たるキャンペーンも行われます。

「よさこい高知文化祭2026」のクリアファイル

「自分にも何かできることはあるかな?」と思っている方にぴったりの取り組み。気軽に参加できるので、ぜひ応募して「よさぶんひろめ隊」として、「よさこい高知文化祭2026」を一緒に盛り上げてみませんか?

あなたの1票で決まります!「”心踊る”地域文化グランプリ」開催!

「よさこい高知文化祭2026」の企画の1つ「”心踊る”地域文化グランプリ」は、県民の投票によって各自治体の地域文化グランプリを決めるというもの。高知県内34市町村がそれぞれ自慢の文化をエントリーしているので、その中から好きなものに1票入れます。

エントリーされている内容は、伝統芸能や工芸、郷土料理、風習など、地域ごとの魅力がぎゅっと詰まったラインナップが勢揃い! グランプリに選ばれた地域文化は、高知の伝統的な大旗「フラフ」が製作され、イベント各所で使われる予定です。

あなたの1票が、地域の文化を全国に発信する力に。手軽に参加できる取り組みなので、ぜひチェックしてみてくださいね!

1年前イベント@東洋電化中央公園

開催1年前となる2025年10月25日(土)には、高知市帯屋町の東洋電化中央公園で「『よさこい高知文化祭2026』1年前イベント」が開催されます。これは2025年9月から始まった「土佐の豊饒祭2025」の高知市会場で行われる「土佐國美味集結」中のステージで行われます。

「よさこい高知文化祭2026」の開催まで365日となるこの日は、県内4か所にカウントダウンボードを設置予定。「1年前イベント」ではこのカウントダウンボードの除幕式が行われる他、日高特別支援学校高等部の皆さんによるエイサーが披露されたり、土佐三大祭りの1つ「秋葉まつり」も行われる予定です。

プレイベント@イオンモール高知

2026年1月18日(日)には、高知市秦南町のイオンモール高知で「よさこい高知文化祭2026」のプレイベントが開催されます。「よさこい高知文化祭2026」に向けて広報大使や関係団体が登場する予定です。

「よさこい高知文化祭2026」の最新情報に触れられる機会として、多くの人が気軽に参加できそうですね!

開会式@春野総合運動公園 体育館

2026年10月25日(日)には、高知市春野町の春野総合運動公園 体育館で「よさこい高知文化祭2026」の開会式が行われます。

開会式には例年、天皇皇后両陛下もご臨席されており、全国から注目を集めています。「よさこい高知文化祭2026」の開会式はどんなイベントになるのでしょうか?楽しみですね♪

閉会式@県民文化ホール

2026年12月6日(日)には、高知市本町の県民文化ホールで「よさこい高知文化祭2026」の閉会式が行われます。

約1か月半にわたって県内各地で繰り広げられた「よさこい高知文化祭2026」のフィナーレを飾る式典です。閉会式では例年、次回開催地への引き継ぎも行われます。全国の文化がリレーされていく、このイベントならではの場面です。

2026年秋、高知が全国の文化の舞台に!

「よさこい高知文化祭2026」は、2026年10月25日(日)から12月6日(日)までの43日間にわたり開催される全国規模の文化の祭典。県内各地で行われる多彩なプログラムを通して、全国の文化と高知の魅力が交わる特別な機会です。

「よさこい高知文化祭2026」のマスコットキャラクター・くろしおくんのグッズ

高知に住む人も、県外から訪れる人も、それぞれの地域文化のすばらしさを感じられる時間となるでしょう。約1年後に迫ったこの大イベント。一緒に「よさこい高知文化祭2026」を盛り上げていきましょう!

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