【高知市】県民体育館が建て替え? 5000人収容の新アリーナなど新たな施設を検討中

高知市桟橋通にある高知県立県民体育館(以下、県民体育館)は、スポーツイベントを始め、成人式など地域の行事の会場として長年人々に利用されてきました。大会やイベントの思い出があるという方も多いのではないでしょうか?

そんな県民体育館が、今後“建て替え”を含む再整備の対象となっています。最大5000人を収容できる新アリーナとして生まれ変わる可能性があり、スポーツ大会やライブイベントなど幅広く活用できる施設を目指した検討が進められています。

高知県民体育館、なぜ建て替え?

県民体育館は1973年10月に開館し、以来50年以上、地域のスポーツ振興の拠点として活躍してきました。プールやバドミントンなどのスポーツ、成人式などの大きなイベントなどで、利用したことがある方も多いのではないでしょうか。しかしそんな長い歴史の中で老朽化も進み、近年ではその他にも課題が浮き彫りに……。

開館から50年以上が経過し、設備の老朽化。修繕コストは増加傾向にあります。また、古い施設であるため利用者ニーズにも十分に応えられず、大規模なスポーツ大会やコンサートなどを行うための設備も十分ではありません。

加えて、防災面での対応力も見直しが必要とされています。現在も施設は「指定一般避難所」とされており、一応の機能はありますが、南海トラフのような大規模災害時に十分な一次避難場所として活用するには、設備や構造の強化が必要です。

こうした背景から、単なる改修ではなく、”建て替え”を検討しているわけなんですね。

イベントやライブに対応できる新アリーナを構想

新しい県民体育館では、利便性を高めつつ、スポーツ・エンタメ・防災の3つの機能を兼ね備えた施設を目指す検討が進められています。

2025年9月3日に行われた「第2回 新県民体育館整備等基本計画検討会」では、施設の配置案や整備の基本的な考え方などが協議され、客席5000席程度のアリーナ機能がある施設を整備するなどの4つの構想が提示されました。

検討中とはいえ、これだけ大きなアリーナがあれば、プロスポーツの大会や音楽ライブなどもできそうですね!ただ施設規模に対して駐車場の数が不足しているなどの懸念があり、まだまだ議論を重ねる必要があるようです。

新しく生まれ変わる?県民体育館に今後も注目!

今後も検討会が重ねられ、いろいろなことが決まっていくでしょう。長年親しまれてきた県民体育館が、どのような施設に生まれ変わるのか、今後の動きに注目ですね!

”建て替え”を検討中の高知県立県民体育館はこちら ↓↓

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