【高知市】カフェを併設したミステリー小説専門の本屋「ひいろ書店」が縄手町にオープン予定!クラウドファンディングも実施中です♪

好きな名探偵について語り合ったり、気になる本を片手にのんびり過ごしたり──。そんな「本と人がつながる場所」が、高知市に誕生しようとしています。ミステリー好きにはもちろん、これから読書を楽しみたい方にもぴったりの新しいスタイルのブックカフェです。

ミステリー小説専門のブックカフェ「ひいろ書店」のオープン予定地

高知市縄手町にオープン予定の「ひいろ書店」は、ミステリー小説専門の書店。カフェも併設されていて、本を片手にゆったりと時間を過ごすことができそうです。クラウドファンディングも始まっていて、子ども向けの本棚や、読者参加型の取り組みも実施予定です。

今回は、「ひいろ書店」オープンに向けてのお話について、オーナーに取材させていただきました♪

ミステリー小説専門の本屋&カフェ「ひいろ書店」が高知市縄手町にオープン予定!

ミステリー小説専門のブックカフェ「ひいろ書店」のオープン予定地

ミステリー小説専門の本屋&カフェ「ひいろ書店」がオープンするのは、高知市縄手町。旭保育園やマルナカ旭店がある閑静な住宅街で、オープンへの準備が着々と進んでいます。

ミステリー小説専門のブックカフェ「ひいろ書店」のオープン予定地

オープンは2025年10月を予定。海外小説の主流であるイギリスやアメリカだけでなく、中国やアフリカ、オーストラリアなど、世界各国のミステリー小説を取り扱う書店に、オリジナルブレンドのコーヒーやスコーンなどが楽しめるカフェを併設する予定です。

ミステリー小説専門のブックカフェ「ひいろ書店」のオープン予定地

読書とコーヒー、どちらも好きなオーナーは「珈琲香る至福の推理時間」をコンセプトに、「ひいろ書店」のオープンを決意!オープンに向けて、クラウドファンディングにも挑戦中です。

現在は、須崎市の「すさきまちなか学舎」で、カフェ営業のプレオープンも実施中。2025年8月31日までの毎週土曜日に営業しており、ミステリー小説の古本も少しですが、取り揃えているそうです。興味のある方は足を運んでみてください♪

なぜ今、本屋なのか

今の時代、本といえば電子書籍。あえて紙で本を読まなくてもいいのでは?今どき本屋なんて需要があるの?そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そんな時代にあえて本屋をオープンすることを決めたオーナー。その背景には、「本と出会う場所がどんどん減っている現状」への強い危機感がありました。

画像はイメージです

2025年現在、全国的に本屋は減少傾向にあります。日本出版インフラセンター(JPO)の調査によると、2000年代初期は2万軒を超えていた書店数が、2025年2月には1万471軒まで半減しており、全国的に「無書店自治体(書店が1軒もない自治体)」が増えています。

オーナーが住んでいる高知県高岡郡佐川町も、2024年に町内最後の本屋が閉店し、無書店自治体になってしまいました。

※JPO(日本出版インフラセンター)は、出版社や書店などが参加している出版業界の団体で、出版に関する統計や流通の整備などを行っている公的に近い役割を担っている組織です。

画像はイメージです

また、文化庁が2023年度に実施した「国語に関する世論調査」によると、1カ月に1冊も本を読まない人が6割を超えているとのこと(全国の16歳以上の6000人を対象)。この割合は年々増加傾向にあり、活字文化・読書の衰退が懸念されています。

政府もこの状況には強い危機感を抱いており、経済産業省は2025年6月10日、街の本屋さんがなくならないように、そしてもっと利用されるようにするための「書店活性化プラン」という支援策を発表しました。書店と学校・図書館・自治体が連携しやすくなる仕組みや、キャッシュレス化・経営支援などが盛り込まれています。

本棚から本を手に取る姿

画像はイメージです

本屋は人が本と出会うところ。何気なく本棚を眺めていて、偶然手に取った本が自分の人生を変えた──なんてこともありえるステキな場所です。読書は子どもの学力や感性の育成にもつながると言われており、小学校教員の経験があるオーナーも、子どもたちと接する中でその大切さを実感してきたそうです。

本屋の減少は、今や全国的な課題の1つ。「ひいろ書店」のオープンは、その現状に一石を投じる活動でもあります。

「ひいろ書店」を本と人をつなぐ、新しい地域交流の拠点に

様々な理由から「ひいろ書店」のオープンを決意したオーナー。ジャンルをミステリー小説に絞ったのは、自身が初めてミステリー小説を読んだ時のワクワク・ドキドキを思い出したからだそう。「本っておもしろい!」と心から感じた瞬間だったといいます。

ミステリー小説専門のブックカフェ「ひいろ書店」のイメージ

提供:ひいろ書店

自身がミステリー小説好きということもあり、同じ趣味を持つ方との交流ができると考えたオーナー。感想を言い合ったり、おすすめの作品を紹介し合ったり、そんな「読書仲間とつながれる場所」になることを願っているそうです。

ミステリー小説専門のブックカフェ「ひいろ書店」のオープン予定地

縄手町にオープン予定の「ひいろ書店」の詳細は、クラウドファンディングのページで確認できます。また公式Instagramもありますので、最新情報はそちらからチェックしてみてください♪

この度は、取材へのご協力、ありがとうございました♪

2025年10月に「ひいろ書店」がオープンするのはこのあたり ↓↓

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