【高知市】10月5日から高知県立文学館で「追悼 市原麟一郎先生 ~土佐民話よ、永遠に~」が開始!高知の民話ってこんなにあるんだ!?
民衆によって口伝えで語り継がれてきた民話と呼ばれる物語。昔、昔、というおなじみの始まり方をする昔話も広義ではこの民話に含まれます。その土地の口伝えという継承方法であるがゆえに、人知れずこの世から消えてしまうこともしばしば。でもそのまま消えてしまうだなんてもったいない!そう思い立って民話を研究する人々がいます。
高知県出身の民話研究家・市原麟一郎(いちはら りんいちろう)もその1人です。市原さんは高知県内中を歩き回り、様々な民話を記録しました。『土佐の民話』や『高知・伝説散歩(土佐伝説散歩 1)』など、著書もたくさんあります。しかし昨年2023年9月24日に亡くなりました。
そんな市原さんを追悼する企画展「追悼 市原麟一郎先生 ~土佐民話よ、永遠に~」が高知市丸ノ内にある高知県立文学館で開催されます!
会期は2024年10月5日 ~ 来年2025年1月5日。企画展では市原さんの仕事を振り返り、土佐の民話の豊かさや面白さに触れることができます。
関連イベントとして国立歴史民俗博物館名誉教授・常光徹先生の記念講演会や展覧会担当者による展示の解説も行われます。また民話に関するクイズイベントや土佐民話をモチーフにしたでんでんだいこ作りも。実際に日高村、越知町、佐川町方面などの民話の地を巡る「民話散歩」も申し込み受付中です。
皆さんは何か土佐の民話をご存知ですか?スタンダードな昔話ではない物語に出会いに足を運んでみてくださいね♪
2024年10月5日 ~ 2025年1月5日の間「追悼 市原麟一郎先生 ~土佐民話よ、永遠に~」が開催される高知県立文学館はこちら ↓↓