【高知市】高知県立美術館で「ジブリパークとジブリ展」が開幕!「ネコバス」に乗ったり「カオナシ」と記念撮影もできる!

スタジオジブリファンにはたまらない展覧会が高知県立美術館で始まりました。その名も「ジブリパークとジブリ展」! 2023年12月23日から2024年3月31日まで開催されます。

「ジブリパークとジブリ展」の看板

今回は12月22日に行われた開会セレモニーと内覧会にお伺いさせていただき取材をしてまいりました。 魅力あふれる「ジブリパークとジブリ展」についてご紹介します!

「ジブリパークとジブリ展」が開催される高知県立美術館

※本記事で掲載している写真は、許可を得て特別に撮影させていただいたものになります。通常は撮影NGのものもありますので、あらかじめご了承ください。

「ジブリパークとジブリ展」とは

『風の谷のナウシカ』から始まり、さまざまな名作を世に生み出してきたスタジオジブリ。色鮮やかでユニークな世界観や個性あふれるキャラクターのまるで生きているかのような躍動感はたくさんの人々を魅了。スタジオジブリの作品の中に入ることができたなら、と思われたことがある方も多いのではないでしょうか?

「ジブリパーク」のイメージ画像

そんな人々の夢を叶えたのが、2022年11月1日に愛知県長久手市の愛・地球博記念公園内にオープンしたスタジオジブリの世界を表現した公園「ジブリパーク」。まるでスタジオジブリの作品の中にいるような気持ちになれる夢のような公園です。

「ジブリパークとジブリ展」の看板

その「ジブリパーク」が誕生するまでの舞台裏を見られるのが、今回高知県立美術館で開催されている「ジブリパークとジブリ展」です。

スタジオジブリの主要人物の紹介パネル

高知放送開局70周年・高知県立美術館開館30周年を記念して開催された「ジブリパークとジブリ展」では、「ジブリパーク」の制作現場を指揮した宮崎吾朗監督の歩みに沿って、「ジブリパーク」誕生の舞台裏を見ることができます。

「高知県立美術館」で開催された「ジブリパークとジブリ展」の入り口

この展覧会は長野県で第1回が開催され、その後愛知県、熊本県、兵庫県、山口県と回って高知県にやってきました。「ジブリパークとジブリ展」が四国で行われるのは高知県が初!

「サツキとメイの家」

高知県立美術館は、今まで「ジブリパークとジブリ展」が行われてきた他県の会場の中でも一番小ぶりだそう。しかし、だからといって展示物はいっさい減らしていないのだとか! 会場が小さい分、展示物との距離がとても近くて迫力のある展示を楽しめるそうです。

「もののけの里」にあるタタリ神のオブジェの部分模型

特に注目なのが、「もののけの里」に関する展示。こちらは2023年11月1日に愛知県長久手市にある「ジブリパーク」に新しくオープンしたエリア「もののけの里」に関する展示がされています。「もののけの里」の資料が「ジブリパークとジブリ展」で展示されるのは、今回の高知会場が初めて!

「ジブリパークとジブリ展」が開催される高知県立美術館の入り口

「ジブリパークとジブリ展」のチケットは完全予約制。あらかじめ日時指定のチケットを購入する必要があります。行きたい日が決まったら早めにチケットを購入するようにしましょう。

魅力あふれる「ジブリパークとジブリ展」をご紹介

会場ではいくつか撮影スポットがありますが、それ以外の展示に関しては写真や動画の撮影はNGです。撮影OKの掲示がない場所での撮影は絶対にせず、ルールを守って展覧会を楽しみましょう!

それでは会場である高知県立美術館へ。「ジブリパークとジブリ展」が開催されるのは、高知市高須にある高知県立美術館。美術館ホールではありませんのでお間違いないようご注意ください。

「ジブリパークとジブリ展」の垂れ幕

入り口を入ると「ジブリパークとジブリ展」の大きな垂れ幕がお出迎え。ワクワクしますね!

「ジブリパークとジブリ展」の入り口へ続く階段

階段を登っていくと、入り口が見えてきます。

「高知県立美術館」で開催された「ジブリパークとジブリ展」の入り口

中ではさっそく大きなトトロが! 右手には歴代アニメ映画のポスターがずらり。

『となりのトトロ』の「ネコバス」

順路に沿ってまずは「第1章 はじまりは三鷹の森ジブリ美術館」へ。そこで待っているのは、巨大な巨大なネコバスです!!

「ジブリパークとジブリ展」で展示されている巨大「ネコバス」の座席

このネコバス、子どもも大人も乗ることができます。座席がとってもふわふわです!

「ネコバス」は撮影スポット1つ(外観のみ)。ただし撮影ができるのは2024年2月末までとのこと。会期終了月である2024年3月は撮影ができないようなのでご注意ください。

「三鷹の森ジブリ美術館」に関する資料

こちらのエリアでは「ネコバス」以外に、東京の「三鷹の森ジブリ美術館」の建設に関する展示がされています。「三鷹の森ジブリ美術館」の建設プロジェクトは、スタジオジブリの宮崎吾朗監督が初めてスタジオジブリと関わりを持ったプロジェクトだったそうです。

「三鷹の森ジブリ美術館」に関する資料

空想のものを本物の空間に実現させるためには、たくさんのハードルがあり、宮崎吾朗監督はそれらを一つ一つクリアして少しずつ現実にしていったそうです。ラフ画や模型などの展示から、「三鷹の森ジブリ美術館」実現のためにスタッフの皆さんが通られた軌跡を知ることができるエリアでした。

『ゲド戦記』に関する資料

続いては「第2章 アニメーションの世界をつくる」です。こちらでは宮崎吾朗監督がアニメーション監督として携わった『ゲド戦記』、『コクリコ坂から』や『アーヤと魔女』などの作品のベースとなったイメージボードやデザイン画、背景美術などが展示されています。

『アーヤと魔女』に関する資料

『アーヤと魔女』についての展示は、2021年6月から2022年5月まで「三鷹の森ジブリ美術館」で行われた「アーヤと魔女展」を再現したものだそう。

『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」

「第3章 アニメーションの世界を本物に」では、2005年に愛知県長久手市で開催された「愛・地球博(愛知万博)」で公開された「サツキとメイの家」など、実際に建設されたものに関する展示がされていました。

『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」

映画のセットのような、本当に人が住めるサイズのお家。柱のくたびれ具合は、『となりのトトロ』で登場していた「サツキとメイの家」そのもののようでした!

『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」ができるまで

「サツキとメイの家」ができるまでの工程表。とても長い時間をかけて、たくさん人が関わって完成したことがわかります。

『千と千尋の神隠し』の湯婆婆の館長室

撮影スポットの1つ、『千と千尋の神隠し』に登場する湯婆婆(ゆばーば)が働く館長室。細部まで作り込まれていて、今にも湯婆婆が動き出しそうです!

『ハウルと動く城』に登場する城の足

圧巻だったのは、『ハウルの動く城』に登場する「動く城」の足。見上げるばかりの巨大さでした。

「もののけの里」に関する資料

こちらは2023年11月1日にオープンした「もののけの里」に関する資料の展示。「もののけの里」には、『もののけ姫』に登場する乙事主(おっことぬし)の滑り台やタタリ神のオブジェなどがあります。この乙事主の模型は、滑り台製作を検討するために作られたものなのです。

ジブリのなりきり名場面

展示の最後は「ジブリのなりきり名場面展」。

『千と千尋の神隠し』のカオナシと一緒に

『千と千尋の神隠し』のカオナシと一緒に記念撮影をすることができます。

「ジブリパークとジブリ展」のお土産屋さんで買ったクリアファイル

展示を全て見終わったら、最後はミュージアムショップをチェック。「ジブリパークとジブリ展」やその他スタジオジブリ関連のグッズが購入できます。

「ジブリパークとジブリ展」のお土産屋さんで買った高知限定クリアファイル

高知展限定のグッズもあるのでお見逃しなく!

高知県立美術館の休憩所と授乳室

展示会場にはトイレや授乳室、休憩室もありますので、適度に休憩しながら見て回りましょう。

高知県立美術館のカフェ・マルク

館内の「ミュージアムカフェ マルク」で軽く食事をしながら、「ジブリパークとジブリ展」について語らって余韻に浸るのも良さそうです♪

ジブリの世界を満喫しよう!

「ジブリパークとジブリ展」で展示されているポスター

展示物との距離も近く、とても濃密な展覧会でした! 開催は2024年3月31日まで。会期終了が近づいてくると混み合ってくることも考えられ、チケットが取れないという状況も考えられます。行こう! と思いたったのなら、お早めにおでかけください♪

ジブリパークとジブリ展」が開催されている高知県立美術館はこちら ↓↓

※本記事で掲載している写真は、許可を得て特別に撮影させていただいたものになります。通常は撮影NGのものもありますので、あらかじめご了承ください。

©Studio Ghibli ©Museo d’Arte Ghibli

ゆずゆ

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